SHIINBLOG

男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

寒がる必要なんてない

 

 10月になり、めっきり寒くなってきました。と言いたい所ですがそう寒くもありませんね。むしろ暑い日が続いています。

 その日の朝も10月にしてはまだ寒くなく、むしろ少し暑いくらい。半袖で十分いけます。街を歩く人もほとんどが薄着です。当然ボクも元気に半袖で、自転車で通勤していました。そこで少し気になることがありました。

 通勤途中に大学があるのですが、そこの生徒のほとんどが長袖、さらに上から何か分厚いものを羽織っているのです。

 あれは絶対暑いです。10月なのでそりゃ朝は小寒いでしょうが、歩くとすぐに暑くなるような気温です。昼になると30度超えると予報されているのにその恰好は絶対に暑いです。間違いなく着過ぎです。ボクは別に暑がりでもないですが、それでも暑いと感じるくらいの厚着です。男子も女子はほとんどがそんな格好をしていました。

若い子って

寒がるのが可愛い

暑がるのはカッコ悪い

と思ってる節がありませんか?ボクは学生時代からずっと思ってました。「そんな寒ないやろ」と「なんでそんな厚着すんねん」と。

 そんな若い子たちに伝えたい。「暑がるのってカッコいいよ。ステキだよ」と。

 

「寒―い。風邪ひいちゃう」なんてぶりっ子かましてる女子。

「俺、寒がりだから」なんてクールっぽさを醸し出そうとしている男。

今回はそんな若者が全員バカに思えるようなきっかけを与えてくれた素敵な女性のお話です。

 

 

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4月にしてはかなり寒い日のことでした。

ボクは上着を着て、個人宅へ仕事に行きました。そこで井戸端会議をしている主婦数人を見かけました。皆当然厚着をしているのですが、一人だけ半袖で子供を抱いて話しています。その人がボクのお客さんでした。

玄関で迎えてくれました。もちろん半袖で。そこそこ美人で若いお母さんです。

そしてボクのいつものしょうもない雑談が始まります。できない営業マンらしく話にバリエーションがないので大概天候の話から始まります。

「今日は4月にしてはかなり寒いですよね~」

半袖の人に対してそれはないだろうというセリフです。そこで帰ってきた言葉が

「そうですかあ~?私暑がりで汗かいてるんですけど。ハハハ」

衝撃的でした。暑がりを自ら言う人女の人を初めて見ました。

 

こんな寒い日に半袖でしかも汗をかいている。

若い子からすると「ダサい」ということになるのでしょうか。

でもボクは「素敵だ」と思いました。

暑がりだからではないです。暑い事を正直に「暑い」というその心意気がステキなのです。

「正直に言っているだけだろう」「ただの暑がりだろう」

そうかもしれませんが、ボクがそんな当たり前の事に感動してしまうにはやはり理由があって、それだけ潜在意識に「若者は格好つけて寒がる」ということがインプットされていたのです。

その意識があるからこそ、正直に暑けりゃ「暑い」と言える心意気に感動していたのです。その人には「周りによく見られよう」という意識があまりなかったのでしょう。若い女性なのにその意識には脱帽です。

 それでもボクは言いたい。暑い事を「暑い」と言える女性は素敵だと。可愛い子ぶらずに自分の感情を正直に言える女性は素敵だと。

 想像してみてください。朝はまだ小寒いけど、少し暑いような日。正直、長袖は暑い。半袖を着て行こうと。皆が長袖なのに自分だけ「暑~い」と半袖でいる姿を。それを「バカっぽく見られる」と思いますか?異性ウケが悪くなると思いますか?

 全然そんなことはないです。当然周りに良く見られようと可愛い子ぶるのは女性として自然なことです。しかし、それを押し殺して自分に正直に「暑いね。まだ半袖で良くない?」と言えるような人。ボクはとても素敵だと思います。だって格好つけず正直に生きているのですから。