SHIINBLOG

男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

明日が多少待ち遠しくなる。ムーミンカレンダー

ボクの職場の休みは平日週一回です。貴重な休みも買い物や用事や病院で終わります。

「今週」「来週」という区切りが自分の中でなくなり、嫌なことがあっても「今週はなんとか乗り切ろう」という気持ちの整理の仕方ができません。ずっと仕事しているような気持ちになり、時々気が狂いそうになります。

そういう仕事をしているとあることがわからなくなります。

「曜日、日付」です。

ゴミの日を忘れるなんて日常茶飯事。領収書を切る時も必ず携帯で日付を確認します。お客さんが前にいるのでスッとスマートに切りたいもんです。

会社にはカレンダーがこれでもかというくらい吊ってあるんですが、そのすべてが取引先にもらったしょうもないカレンダーですので見る気がしません。

このようなカレンダーは所詮企業の宣伝なので、もっとインパクトのある面白いカレンダーを作れば良いのじゃないかとボクなんかは思うのです。

しかし「変わったことはしたくない」という日本企業の昔から連綿と続く体質による荒廃した雰囲気がカレンダーから漂っており、視界に入る度イライラし余計見る気が起きません。

ということで「毎日見たくなる」カレンダーを自分で買ってきました。

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photo credit: bicycle thief Calender Bird via photopin (license)

 

日めくりカレンダーです。1日ごとにムーミンのセリフが可愛いイラストと共に載ってます。ムーミンには毛ほどの興味はないんですが、その日は2週間ぶりの休みであり少々意識が朦朧としていたため何の感情もなく気づけばレジに持っていっていました。

こういう時に買ったモノは往々にして役立たずになりがちなのですが、これは違いました。

玄関に置くことで、毎朝新聞を取りに行く時にめくるのが楽しみのひとつになりました。可愛いイラスト、台詞に癒されます。イラストに反してたまに厳しいことも言われます(スナフキンがそのようなことを言います)。スナフキンのページでは緩んだ気が引き締まり、襟を正させられる思いがします。

こんなことを言います。

あんまりおまえさんがだれかを崇拝したら、ほんとの自由はえられないんだぜ

シブイです。痺れます。セリフだけ見るとどれだけハードボイルドなマンガなんだと思うくらいシブイセリフです。

こんなこと普通の社会人、もっと言えば稲盛和夫本田宗一郎も言いません。普通は「尊敬する人を見つけてその人を目指しましょう」なんて言われます。

ムーミン谷でダラダラ暮らす中、世界を一人っきりで旅しているスナフキンには考えられないことなのでしょう。彼の言葉には反しますが、ある意味スナフキンを崇拝すれば自由な人生を送れるのかもしれません。

 

平凡で単調な毎日に少しの楽しみを与えてくれるムーミンカレンダーですが、残念ながら「めくるのが楽しみ。すなわち明日が来るのが待ち遠しい」というまでにはなりません。

「明日も仕事かぁ…」という負の気持ちの前にはさすがのスナフキンの渋いセリフも可愛いイラストも無力のようです。さらに悲しいことに日付と曜日が頭に入ってこないのは相変わらずなのです。

しかし、家を出るとき気が重くなりがちな玄関に置くことで多少の癒しにはなっています。