SHIINBLOG

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男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

限りなく透明に近いアルバム

1曲しか入っていないのに、CDアルバム。

 

普通アルバムというのは何曲か入っているものです。何曲かを集めて初めてアルバムとなります。

 

しかし、このアルバムは1曲しか入っていません。

 

1曲だけだから5分くらいしか収録時間がないのかと思いきや、60分も入っています。1時間です。

 

地味なアンビエントの中でも一番地味なアルバムです。

 

ブライアン・イーノ『サーズデイ・アフタヌーン

 

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photo credit: DE255 via photopin (license)

 

 

 

エコーをかけた木琴(ピアノ?)みたいな音、バックで微かに響く音(シンセサイザー?)だけが一時間鳴るだけのアルバムです。

 

段々音が大きくなっていったりして微妙な変化はあるのですが、非常にゆっくりなので気が付きません。

アルバムが終わっても気が付きません。

鳴ってるのか鳴ってないのかわからなくなるほど大変退屈なアルバムです。

 

しかし、逆に考えるとそこまで環境と同化した音楽ってすごいと思います。

 

流すや否やそこにいる人皆が寝てしまうような音楽ですので睡眠導入剤としては非常に有効です。

 

他の聴き方としては作業中や読書中にもいいかと思います。

あまり音も鳴ってませんし、変化も非常にゆっくり。

作業の邪魔をすることが一切ありません。

リラックスできる場所で本を読みながらなんとなく流すアルバムです。

間違っても「よし、聴くぞ」と言って聴くような音楽ではありません。

 

www.youtube.com

 

世界一退屈なアルバムと言っても過言ではないのですが、ボクはこのアルバムが大好きです。

 

元気を出したい時は激しいアルバム、ポップで明るいアルバム。

癒されたい時は静かなクラシック。

悲しい時は悲壮感溢れるクラシック、ロック。

その時の感情によって聴く音楽は違ってきますが、このアルバムに関してはいつ聴いてもしっくりくるというか、その時の感情に左右されないんです。

 

ゴチャゴチャした感情になっていたりして何を聴いたらいいのかわからない時、このアルバムをよく流します。

だから聞いた回数としてはトップレベルです。

 

何の色もない透明な音楽で、鳴ってるのか鳴ってないのかもわからないような音楽。

癒されるとか、気分が高ぶるとかそういったことも一切ないです。

ただ流れているだけ。

 

ある意味どこにも存在しない唯一無二のアルバムです。