SHIINBLOG

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男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

ビートルズがもっと好きになる『ビートルズ全詩集』

ビートルズが好きです。

 

今映画やライブ(ハリウッドボウル)のCDが出ていて、再リバイバルの動きが多少ありますが、ボクはそれ以前から好きでした!

 

「人気の出る前から好きだった」自慢は置いといて、今回はビートルズがさらに好きになる本を紹介します。

 

というかビートルズはボクが生まれる前からずっと人気なのでその手の自慢は意味がありません。

ビートルズ全詩集』です。

 

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photo credit: Tyler Merbler The Touring Years via photopin (license)

 

 

 

そもそも聞き取れないという最大の問題はありますが、洋楽というのはノリが良ければいいみたいな風潮があって歌詞の意味にまであまり意識がいきません。

 

こうやって詩集でじっくり歌詞を見てみると、天下のビートルズであっても歌っていることは「あの女と付き合いたいぜ」みたいなことばかりということに気が付きました。

 

今では立派なおじいちゃんのポールやリンゴでも当時はティーンエイジャー。

やっぱり思っていることは皆同じで「キレイな女とヤリたい」なのでしょう。

歴史に残る神バンドが少し身近になる瞬間です。

 

まずこの詩集の存在意義について話をします。

そもそも国内盤のCDには歌詞も和訳もついているのに、なぜこのような詩集が必要なのか。という問題があります。

 

 

ビートルズが好きだ」と再認識できるグッズとして

 

ボクの考えですが、そのアーティストを好きになるには沢山聴くことも大事ですが「どれだけお金をつぎ込んだか」「グッズを持っているか」も大事になってくると思うのです。

 

「自分はこれだけのお金を使ったんだからこのアーティストがかなり好きなんだ」と無意識にでも感じることになります。

その満足感を得るためのグッズの一つとしての存在意義です。

だから極端に言えば詩集を開かなくても、この本の目的は達したと言えます。

 

 気軽に見れる

 

CDの歌詞は歌詞と対訳が別のページについています。なので歌詞の意味を追いながら、曲を聴くのは難しいです。

詩集は対訳が横に載っているので、ページを開き直さなくてもすぐ意味がわかります。

そして詩集は本を開けばそれでいいですが、CDの歌詞はいちいちCDケースから取り出さなくてはいけません。これが中々億劫な点です。

2枚組の『ホワイトアルバム』なんかはケースの上にさらにケースがついているので、かなり手間です。

 

 歌詞を覚える意欲が湧いてくる

 

この詩集を見ていると「歌詞をすべて覚えたい」という思いに駆られます。

これは「本は身銭を切って買わないと頭に入らない」という考えとよく似ています。

図書館や人に借りて読んだ本は頭に入りにくいです。「自分のもの」として読んでいるのではなく「人のもの」として読んでいるからだと思います。

身銭を切るというプロセスを経て、その本、知識は自分のものになります。

 

CDについている歌詞、対訳はある意味“オマケ”です。

CDに対して払うお金というのはその“音源”いわば“CDのみ”に払っているお金です。

音楽が聞ければ一応、そのお金は無駄にはならないワケです。

 

実際輸入盤には歌詞が入っていないことが多いです。

ビートルズの輸入盤はまだマシですが、アーティストによってはペラッペラの紙一枚ということもあります(ストーンズ等)。

ビートルズのアルバムでも輸入盤の『ラバーソウル』には歌詞が入っていません。

 

「歌詞、対訳にはお金を払っていない」その思いがあって歌詞にはあまり気がまわらないのでしょう。ボクも詩集を買うまでは歌詞には関心がありませんでした。

 

今回詩集をわざわざ購入することによって「歌詞、対訳を自分のものにした」と言えるようになるのです。

だからこそ歌詞を隅々まで読むことになります。さらに「覚えたい」というところまで行くのだと思います。

 

歌詞をすべて覚えることができれば、ビートルズを聴くのがもっと楽しくなるに違いありません。

空で歌うことができる曲ってあまりなく、あってもかなり好きな曲、特別な曲に限られてきます。

すべて覚えればすべてが”特別な曲””好きな曲”になります。

ビートルズの曲なら何が流れてきても一緒に歌うことができて、どんなに落ち込んでいてもテンションが上がります。

ボクはなぜか詩集を買う前から『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』だけは歌うことが出来て、特になんてことない曲なのですが(しかもリンゴボーカル)流れてきたら一番テンションの上がる曲になりました。

これはリンゴと一緒に歌うことができるからに他なりません。

 

 


The Beatles - With A Little Help From My Friends

 

この詩集を買う前と買った後とはビートルズとの向き合い方が随分変わりました。

 

なんてことのない曲(初期のアルバムに多い)でも歌詞の意味を知ることによって愛おしく感じるようになりました。流れてきたらよく飛ばしていたのですが、詩集を買った後はすべて聴くようになりました。

 

輸入盤しか持っていない人には必須のアイテムですが、歌詞、対訳のついている国内盤を持っている人にもオススメです。

ビートルズの隅から隅まで好きになることができます。