SHIINBLOG

男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

「ウチの会社より残業が多い会社は沢山ある。甘えるな」

 

会社への不平、不満。

 

それらを口にすると、大概の上司、社長はこんなことを言います。

 

「ウチより働いている会社は沢山ある。甘えるな」

「残業代が出ない会社は他にも沢山ある。甘えるな」

 

絶対に他の企業を比較対象に持ってきて、反論してきます。

 

しかも、そういう時の比較対象は自分の会社より悲惨な状況の会社。

 

「もっと上を目指せ」

本田宗一郎松下幸之助の本を読んで勉強しろ」

「アメリカの一流企業はもっと効率的どうのこうの」

普段は「上を見ろ」と強要するクセに都合の悪いことを指摘されると途端に下を見だす上司、社長。

 

今回はこのおかしな人について。

 

 

下を見ればキリがない

 

そりゃ自分の会社より働いている会社、残業代が出ない会社、ボーナスが出ない会社は探せば沢山あります。ないはずがありません。

新聞や本にイヤというほどそんな例は載ってますからね。

 

身近になくてもどこかに存在する自分の会社より条件が悪い会社。

そんなもんひっぱり出してきて、比較対象にされてもいまいち説得力ありません。

 

逆に言えば、自分たちより働かず、残業代も出て、ボーナスも沢山出る会社だって山のようにあります。

そういう会社こそ比較対象にするべきなんじゃないですか。

 

それこそ上を見ればキリがありません。

というか残業代が出て、社員をもっと大切にしている上の会社の方が圧倒的に多いんじゃないですか。

 

アナタ達の好きな世界の大企業は確実に私生活を大事にしています。

有給だって取れるでしょう。

その辺はマネせず、仕事のやり方、向き合い方という業績に繋がりそうな所だけマネしたって、ダメです。

「社員を大事にする」という一番大事なところを疎かにしているのですから。

 

業績が良い上の会社を目指すのであれば、働く人の条件面も上の会社を目指すべき。

都合の悪い時だけ下を持ち出すのは間違ってます。

 

 

大昔を引き合いに出してくる

 

他の会社を比較対象にするのはまあよくある話で、たまにこんなことを言われたりもします。

 

「江戸時代の滅私奉公には休みはなかった」

 

滅私奉公は店に住み込み、毎日朝から晩まで「商いを勉強させてもらっている」という名目で無償でこき使われるかわいそうな若い人達です。

外出は基本的に禁止。休みの日は外に出てもいいみたいですが、月1日くらいしかありません。

 

いつの時代の話をしとんねん!?今は平成です。

江戸時代が終わってから150年以上経ってます。

時代が変われば働き方も変わる。当たり前のことですが、平気でこんなことを言うオッサンもいます。

 

その理屈で行けば、アンタ達は「無償、無休でピラミッド作れ」と言われたら作るんか??という話にもなってきます。

 

 

労働条件という痛い所を突かれたとしても、堂々と上の会社を比較対象に意見を言えばいいと思うのです。

 

「ウチは他の会社より給料は少ないし、労働時間は長い。でも上を目指して努力するよ」

 

みたいな上の会社を比較対象にした後、このような前向きな発言があれば少しは納得できます。

 

でも大概の人が条件の悪い会社をひっぱり出してきて、「もっと悲惨な人は沢山いる。甘えんな」と何故か指摘した人が悪いという方向に持って行こうとします。

 

小さい会社であれば、ある程度の条件の悪さは仕方ないと思えます。

ボクの会社も給料は上がらないし、休みは普通の人より半分以下だし。

 

でもそれはある程度仕方ないと思って、日々働いているのにちょっと指摘すると「オマエは甘い」みたいなことを言われると元々ないやる気がさらになくなります。

 

「甘いのはオマエだ」と言いたくなります。下見りゃ何でもありです。

滅私奉公と比べりゃ給料出さなくても何時間働かせても良いということになります。

 

残業代が出ない、長時間労働は恥と知り、しっかりしている会社を手本にするべきです。