SHIINBLOG

男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

社会の最下層(日雇い派遣)でも楽しく暮らしている人は沢山いる

社会の最下層である、日雇い派遣

 

汚い、暗い、陰湿、終わってるオッサンばっかり…

と負のイメージしかない日雇い派遣ですが、今はスマホ、携帯の普及により誰でも簡単に参加することができます。

 

誰でも参加できるというところが良い所で、逆に最下層と言われる原因でもあります。

なんせ面接すらありませんから。変な奴が沢山来ます。

 

そんな社会の最下層ですが、終わっている所かと思いきや案外そうでもありません。

「この先どうなるんだろう、このオッサン……」

と思わざるを得ないどうしようもないオッサンは沢山いますが、将来の事はさておき、とっても楽しそうです。

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photo credit: Neil. Moralee To dye or not to dye, that is the question. via photopin (license)

 

結構人生楽しんでる

 

若い学生、フリーターも結構いますが、それと同程度、40、50代のオッサンがいます。

この人たちはどこも雇ってくれず、仕方なく面接がない日雇い派遣をしている人達です。

 

雇ってくれない所なんて今はほぼないと思うんですが、面接が怖いのか、経歴にかなりの傷があるのか、ただただ根性がなく続かないのかわかりませんが、日雇いに甘んじています。

 

日雇いの仕事というのは誰でもできる仕事がほとんどですので、楽な日雇い仕事しかできないそんなどうしようもないオッサンたちです。

そんなオッサンたちですが、将来のことはさておき、とっても人生を楽しんでいます。

 

大阪行きの朝の電車には燃え尽きて死にそうになっているサラリーマンが沢山乗っていますが、その人達より100倍楽しそうです。

 

仕事以外の時間が沢山あるので、競馬に行ったり、パチンコをしたり、山登りをしたり、一緒に働いたオッサン友達と飲みに行ったり……すごく充実しています。

 

ちなみに正社員であるボクの生活は、週6で働き、家に帰ってご飯食べてちょっと本読んで、寝て、貴重な休みは掃除、洗濯、買い物、で約半日をつぶし、誰かと遊びに行くこともなく(平日なので会えない)、本を読んだり、公園で散歩したりします。連休が年に2回しかないので泊りでどこかへ行くこともありません。社長の気まぐれで2週間休みなしということもあります。その割には手取りが10万円代なので派手にお金を使うこともできません。

そしてまた週6の仕事です。

 

 

ノンストレスで働いている

 

日雇いは好きな職場を選べるので、嫌だったりキツかったりする職場を避けることで皆ノンストレスで働いています。

 

なので日雇いのおっさんたちはストレスにはめっぽう弱く、根性がありません。

怒られるとめっちゃしょんぼりしたり、年下のボクに「自分は悪くない」と愚痴りまくってきます。どうしようもありません。

 

彼らにとって「長時間労働」「ストレス」「過労自殺」というのは他の星の出来事かと思うくらい自分とは関係のない話です。

疲れたら仕事に行かなければいいし、ストレスが溜まれば休んでゆっくりするし、長時間労働があれば「給料が増える」と喜んでますし、それが続けばしんどいので職場を変えます。

責任も、ノルマもありません。精神的にすごく楽なので仕事中も楽しそうに話をしています。

 

 

オッサンにとって日雇いは若い女の子とコミュニケーションが取れる素敵な空間

 

今の日雇い派遣は若い女子が結構います。オッサンたちはそれだけでもすごく楽しそう。

 

普通、若い女子に全く相手にもされないこのオッサンたち。

でも仕事中だけは話をできます。仕事上コミュニケーションを取らないといけない場面が多々ありますので、話しかけても笑顔で返してきてくれます。

なにしろその時だけは「ただのさえないオッサン」から「一緒に仕事をしているオッサン」に格上げされるのですから。

 

 

日雇いで長い付き合いにならないから、女の子も気軽に話してくれます。

パートだとか長期派遣だと長い付き合いになるオッサンとはあまり関わりたがりません。

仲良くなってしまうとその期間ずっと付き合わないといけません。日雇いだからこそ、女子は愛想よく話してくれるのです。

 

一度、男だらけの臭い職場にめちゃくちゃ可愛くてオッパイの大きい子が来ました。

その時のオッサンの喜びようったらなかったです。

その女子がまた愛想の良い子だったので、自分の境遇はさておき、ホレてしまうオッサンが続出(傍から見たらすぐわかります)。

 

彼女と話をしているオッサンたちは本当に幸せそうでした。

その子には結局お金持ちの彼氏がいたのです。しかしお金がないオッサンたちでも、お金持ちしか手に入れることが出来ないくらいの美女と楽しくお話できるのは日雇い派遣だけです。

 

他にもそんな場所はありますが、逆に多額のお金を取られます。

 

若い女の子と気兼ねなくコミュニケーションが取れ、しかも給料がもらえる。

こんなおいしい空間は日雇い派遣だけです。

 

 

彼らは「負け組」か??

 

彼らに将来はありません。行動力も根性もコミュニケーション能力も人間性も全くないからです。

でも今を全力で楽しんでいます。将来のことなど全く考えていないその潔さ。ある意味カッコいいです。

 

彼らを負け組にしてしまう向きもありますが(ボクもです)、正社員で「死にたい…」と言いながら残業しまくり自分の時間もお金も禄に持てず定年まで働いている人を見ると、正直どっちが幸せかわかりません。

 

「我慢すれば将来はきっと明るいはずだ…」と思って仕事している人も沢山いるかと思いますが、右肩上がりの昔の日本ならともかく、今の日本にはそんな保障どこにもありません

我慢だけで人生が終わってしまっている人がどれだけいることか。なのに「我慢」を美徳とする考えだけが残ってるから問題なんです。

 

ボクだって日雇い派遣の頃と年間休日数が50日くらいの今の正社員の仕事と比べると、楽しかったのは断然、日雇い派遣です。

なにしろボクもオッサンに交じってヘラヘラといやらしい笑みを浮かべながら、オッパイの大きい女子と話をしていた一人なのです。

 

日雇い派遣の圧勝です。でも今なぜ正社員でいるかというと、「なんとなく」です。

「なんとなく」を説明しようとすると長くなるので、またの機会にしますが。

 

日雇いで過ごしている彼らは将来どうなるのでしょう。

高齢化による人手不足で日雇いの派遣がなくなる様子はありません。今でもたまに求人を見てみますが、ボクがいた2年前より断然増えています。

 

「ロボットに仕事を奪われる」などと世間は言いますが、いつの話になることやら。彼らが働ける内はロボットにとって代わられる時代が来るとは思えません。

 

正社員でも労働環境が良い会社なら確実に勝ち組でしょう。でもそんな会社は多くありません。

長時間労働でストレスと疲れでヘトヘトになり、老後は少ない年金で貧相に暮らす。

派遣でストレスと疲れ知らずで楽しく過ごし、老後は……国が助けてくれる(本当にこのような考えを持った人が多かった)。

 

道徳的な問題はさておき、正社員、非正規、最終的にどっちが笑うか、誰にもわかりません。