SHIINBLOG

男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

TOEICの現実

「TOEIC900点以上」

というとどんなイメージを持ちますか??

 

「英語ペラペラ」

「洋書、英字新聞をスラスラ読む」

「字幕なしで洋画を見る」

「就職に有利」

「高給をもらえる」などすごいイメージを持たれるかと思います。

 

そんなイメージがあるからこそ、人気があるテストで、皆さんこぞって高得点を狙っています。

 

ボクは手取り10万円台、年間休日数50日ちょっとというかなりのワーキングプアですが、実はTOEIC900点以上を持っています。

 

すごいと言われる900点でも悲惨な生活を送っています。

今回はTOEICの現実というものをお話したいと思います。

 

 

TOEIC高得点者は英語がペラペラ

 

この認識は間違いです。ボクは英語を話せません。

自己紹介も「I name is ~.My hobby is listening music」くらいしかできません。

 

TOEICは聞く、読む、だけのテストで話す、書く、のテストではありません。

だから全く話せなくても900点は取れちゃいます。

 

高得点で英語がペラペラの人はもちろんいますが、

TOEIC高得点=英語ペラペラ

という認識は間違いです。

 

その逆もしかりで

英語ペラペラ=TOEIC高得点

というのも間違いです。

 

話す、書く

聞く、読む

は全く勉強方法が違うので、こういう現象が起こってきます。

 

 

どんな英語をも聞き取ることができる

 

これも間違いで、ネイティブスピード(外国人同士で話す自然なスピード、だからめっちゃ速い)はほとんど聞き取れません。

 

TOEICのリスニングテストのスピードはネイティブスピードに比べると遅いのです。(英語が苦手な人はそれでも早く感じると思いますが)

ハキハキとした英語は聞き取ることができます。ニュースとかアナウンスとかその程度。外国人同士のくだけた会話は全くダメです。

 

ちなみボクはリスニングセクションに関してはほぼ満点でしたが、ネイティブスピードの英語は何言ってるのか理解できません。

 

 

字幕なしで洋画を見ることができる

 

映画によります。比較的子供向け映画(ハリーポッター、ベイブ、など)は理解できますが、普通の映画はまず無理。

 

子供向けが結構聞き取れたので、「これはいける!!」とダークナイトに挑戦したのですが、ほぼ100%聞き取れませんでした。他の映画も同様。こんなもんです。

 

 

どんな英文も書くことができる

 

できません。さっきも言ったようにTOEICは聞く、読むのテストなので書く力がなくても高得点は取れます。まあ外国の低学年が書くような英文は頑張ったら書けるかもしれませんが…。

 

 

洋書、英字新聞をスラスラ読むことができる

 

これはある程度本当です。

TOEICは問題数がかなり多いので、読むスピードがかなり速くないと900点以上は不可能です。

だから高得点を持っている人は英文を読む力はかなりあると見て間違いないでしょう。多分教養のない外国人よりは早く読めると思います。

 

ただ英文によります。小説は意外と難しく、ビジネス書、自己啓発の方が簡単です。

書店で洋書ビジネス書をドヤ顔で読んでいるサラリーマンがいますが(世界を股にかけるスーパーエグゼクティブのつもりでしょうか)、その人はあまり英語力は高くないと見てよさそうです。

だって洋書の中でも一番簡単なものを読んでいるのですから。

隣でアホみたいな顔してハリーポッター読んでる奴の方が英語力は高かったりします。

 

 

就職に役にたつ

 

これはある程度本当。中途採用だと「英語ができる」ことが買われているのではなく、「努力できる」という点での評価です。実際長期間毎日コツコツ勉強しないと900点以上は絶対無理ですから。

 

ボクの場合900点以上でも「話せない」ので英語が必要な職場では即戦力にはなりません。だから「頑張ったね」という努力の面での評価しかしてくれません。

 

それでもやっぱりTOEIC900点以上の威力はすさまじく、ほとんどの書類選考は通っていたような気がします。

 

高得点でも仕事で英語を使うには話せないとそれこそ話になりません。

新卒なら話せなくてもポテンシャルを買われてかなりの評価をされますが、即戦力を求める中途採用では話せないと全く評価されません。

 

ボクも実際TOEIC900点以上を武器に英語を使う会社に何社か面接に行きましたが、全滅でした。

結局全く英語が必要のない職場で働いています。

 

学生の人はTOEIC高得点を持っているとなにかと便利ですが、既卒ではあまり意味のないような気がします。「頑張ったね」の評価なんて別に他の事でもいいのですから。

将来英語を使って仕事をしたい、と思う学生の方は全力で取ればいいと思います。ポテンシャルとしてのTOEICですから、話せなくても評価はしてくれます。

 

既卒でもう若くない人(20代後半)は取っても意味がないです。

TOEICを取ればなんとかなる」と、とにかくTOEICの勉強ばかりしている人は要注意。特別な理由で取らないといけない場面を除いて、取らない方がいいです。

頑張った割に恩恵はかなり少ないです。TOEIC勉強に使う時間を他のことに注ぎましょう。