SHIINBLOG

男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

「自己分析」なんていらない

就職活動に必要だと言われているのが「自己分析」。

大層な名前がついていますが、結局は「何がしたいか」という自分への深堀り。

 

この自己分析をしっかりして、自分のやりたいことを探し、職探しをする。これが日本の就活のやり方です。

 

しかし、この自己分析の効果は疑問で、今までずっとこのやり方でやってきたのにも関わらず、本当にやりたいことを仕事にしている人はごく僅か。

むしろ「しんどい」「やめたい」と思いながら仕事をしている人が大半です。

 

じゃあ「自己分析」なんて意味ないんじゃないか、というのがボクの意見です。

 

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photo credit: joshchandler Wearing A Suit After Job Interview! via photopin (license)

 

せっかく自己分析をしても、したくない仕事をさせられる

 

自己分析をして希望の仕事についたとしても、本当にやりたいことができるワケではありません。

「人と接したい」と思って営業職を希望したとしても、事務に回されることがあります。逆も然りで「人と接するのが苦手で事務をしたい」と思っていても販売に回されることがあります。

 

大企業が特にそうですが「なんでも経験させると成長できる」と思っている節があり、とにかくしたくないこと、専門でないことも平気でさせます。

これがイヤで辞める人も沢山いるでしょう。

 

一生懸命自己分析をさせた挙句、全く希望と違う事をさせるというこの仕打ち。一体企業は何を考えているのでしょうか。

 

 

自己分析は仕事への幻想を生み出す

 

自己分析をしていると、色々妄想が膨らみます。

「こんな職場で~こんな素敵な仕事をして~こんな優しい人たちに囲まれて~職場で出会った可愛い子と出会って、結婚して~」と良いことばかり浮かんできます。

 

しかし、それらの妄想が実現することは100%ありません。

職場は辛気臭いし、仕事も泥臭いし、めっちゃ怒られるし、本当に優しい人なんてめったにいないし、職場に可愛い子はまずいません。

 

仕事というのはしんどく辛いものです。楽しく仕事なんてできません。だからその仕事の実態を知るための自己分析ならいいんです。

「仕事はかなり辛いもの。だから精神力を鍛えよう」

「上司に取り入るのが大事。ゴマすりの練習が必要だな」

と実態を知った上で、足りないものを補うための自己分析なら問題ないのです。夢も希望もないですが。

 

でも仕事の実態を知らない上で「自分のやりたいこと、希望すること、将来のビジョン」だけを考えさせるから、現実とのギャップに苦しむことになるんです。

 

皆に待っているのは暗い未来です。苦しい社会人生活です。まさに「この世は地獄」です。

 

これを知って現実的な自己分析ができる人はどれだけいるのでしょうか。

幻想を生み出すためだけの自己分析ならしない方がマシです。

 

 

就活には「自己分析」は絶対必要だけど、あくまで「面接用」。

 

企業面接では自己分析が必須になります。

これをしていないと、禄に質問には答えられません。「この会社で何をしたいのか?」「どういう社員になりたいのか?」このような質問は自己分析なしでは答えることができません。

でもあくまで面接用に作った自己分析でなくてはいけません。

 

自己分析をしたとて、おそらくほとんどの人は

「楽して生きたい」

「金が欲しい」

「女が欲しい」

「そもそも仕事をしたくない」

というものしか出てこないはずです。

それが普通ですし、健康的です。

でもこれを面接で言うと多分落ちるので、これらを最終目的として、達成するための手段を「綺麗な動機付き」で探す。

 

楽して生きるためにはどの職業がいいのか、女が欲しければどんな職場を選べば良いのか、これらを考え、職場を選びます。

そこで大切なのが「綺麗な動機」です。

 

これを創作するのが「面接用自己分析」。

自分の経歴、やってきたことと照らして、もっともらしく説得力があり、見栄えが良い「やりたいこと」を探します。

 

そのやりたいことは「楽して生きたい」などという最終目的にたどり着くまでの手段でしかありません。

その手段(綺麗な動機)を「やりたいこと」として面接で言います。

 

面接というのは茶番です。あっちも平気でウソをついてきますし、こっちも創作した「やりたいこと」を言います。面接なんてこんなもんです。

説得力を持たせればこっちの勝ち。胡散臭ければ負けです。

 

あくまで面接用の「やりたいこと」なので、そのやりたいことを本気にしてしまうと現実のとのギャップに苦しむことになります。

 

仮に女子のその手段が「沢山の人を笑顔にする」というものとしましょう。

そのためには営業だったり販売をしなければいけませんが、事務に回されたらどうするんでしょうか。

 

笑顔にできるのは隣の人やセクハラ上司くらいで、沢山の人を笑顔にすることはできません。

このギャップが多くの新入社員を早期退職につなげてしまいます。

 

あくまで最終目的は「楽して生きること」です。

「沢山の人を笑顔にする」なんてことはそれを達成するための見栄えの良い面接用の手段なので、入社したら、さっさと捨ててしまいましょう。

 

「楽して生きること」までの道は決して楽ではありません。厳しい道です。

希望の部署に行けないくらいで腐っていてはその最終目的は達成されません。

 

「楽して生きるためにはこれくらいの我慢は必要」と開き直って仕事に多くを期待せず、淡々と生きていくのがいいのではないでしょうか。

 

 

ボクの最終目的は「遊びまくること」で、手段(綺麗な動機)としては「沢山の人を笑顔にすること」でした。だから営業を選びました。

 

でも現実では飛び込みで相手に迷惑をかけ続け、笑顔になんてできてません。しかも年間休日数50日で全く遊べていません。でも「遊びまくること」は最終目的で、「沢山の人を笑顔にすること」は面接対策で創作した手段でしかないので、今の所どちらも達成されていませんが、なんとか我慢できています。

 

「沢山の人を笑顔にする」を本気の目的としてしまっていたら、もうとっくに退職しています。

 

面接で言う見せかけの「やりたいこと」を本気にして仕事を探してはいけません。

その「やりたいこと」を達成することはまず不可能だからです。

 

面接で言う「やりたいこと」は見せかけで、本当の「やりたいこと」は内に秘めて職探しをしましょう。

本当のやりたいことを求めていれば、大概の仕事はある程度我慢することができると思います。