SHIINBLOG

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

結果がすべて

社会人になると結果が問われます。

 

いくら頑張っても、努力しても結果が出なければ意味がありません。

そこでよく聞く言葉が

 

「結果がすべて」

 

ドヤ顔付きで言い放たれる上司の決め台詞でもあります。

この言葉を言うと実に立派な社会人だと思われます。

確かに真実ではありますが、ボクはかなり無責任な言葉にも聞こえます。

 

f:id:kiyokiyo-1107:20170109065942j:plain

photo credit: Alex-de-Haas Multiple selfs. via photopin (license)

 

「結果がすべて」こんな楽なセリフはない

 

ボクが前の会社にいた時、当時の上司はよくこのセリフを吐いていました。

 

この上司は「社会人」のお手本のような人物であり、すべてのことを「社会人はこうあるべき」という枠から解決しようとする人でした。

 

 

「結果がすべてやから」。

結果が中々出せないボクに、自分のパソコンの画面を見ながらよく言っていました。

 

でも当時のボクは新入社員。どうやって結果を出していいのかわかりません。

どうやったら効率の良い働き方ができるのかがわかりません。とにかく何もかもわからないことだらけでした。

 

そんなボクに「結果がすべてやから」と言い放ち、自分の作業中のパソコンから目を離そうとしない上司。

 

「……???(イヤイヤ、それだけ??)」

 

なにかアドバイスがあるのかと思いきや、特になく黙々と作業をしています。

 

 

そもそも「結果がすべて」ってことは百も承知で、その結果が出せないから困ってるんです。

その結果の出し方がわからないから苦労してるんです。

「結果がすべて」と常に意識しながら取り組んでいるけど、出ないから毎日苦労してるんです。

 

そんなボクに「結果がすべて」なんてわかりきったことを言ってもな~んの解決にもなりません。

 

 

「結果がすべて」これを言われるとボク達ぐうの音も出ません

 

「結果がすべて」当たり前のことを言われているだけなので、ボク達反論のしようがありません。

 

「じゃあどうすりゃ結果が出るのか教えてくださいよ」なんて生意気なことは言えません。

 

なんでも「結果がすべて」で片づけるような人はどうせ何も考えてないので、多分怒ります。

「それを自分で考えて、解決してこそ成長につながるんだ!」とかこれまたもっともらしい社会人が言いそうなことを言って煙に巻きます。

 

別に教えてくれても成長すると思うんですが…。あれこれ悩むより近道ですし。

 

社会では当たり前のように使われていて、部下は反論しようのない言葉。セコイ言葉です。

 

 

「結果がすべて」と社会人らしいこと言って、関わることから逃げている

 

今勤めている会社の社長もよくこのようなことを言います。

 「売らないと意味ない」

こっちもわかってるけど、売れないから困ってるんです。

お客さんを逃がした従業員にネチネチと嫌味を言います。

 

かなり嫌な社長ですが、結局「結果がすべて」というセリフだけを吐いて全く関わろうとしない以前の上司と全く一緒です。

 

その結果を出すための大事な「方法」というのが全く提示されていません。

 

 

なぜお客さんを逃がしたのか?

なぜ結果が出せないのか?

細かく突き詰めていくといくつも原因が出てくると思います。

 

それを一緒に考えて欲しい。

何年も厳しい社会に揉まれて培ってきた経験を活かして、適格なアドバイスをしてほしい。

ボク達結果が出せない人が望むのはその一点です。

 

厳しい時代に入って今まで通り売れなくなり、結果の出し方に一番悩んでいるのは社長だと思います。

でも自分はさもわかってるような雰囲気で「結果がすべて」とだけ言って突き放すのはダメです。後でネチネチ嫌味を言うなんて論外。こんな社長に雇われていると思ったら情けなくなります。

 

「自分もわからんけど、一緒に考えよう」「次頑張ろう」くらいのことは言えないのでしょうか。

 

 

若者が言う「ヤバい」と同じレベルの言葉

 

最近の若者がよく言う「ヤバい」という言葉。

綺麗な景色を見て「ヤバい」、悲惨な光景を見て「ヤバい」、素敵な人と出会って「ヤバい」。

どんな場面にも使えて、なんとなく意味が通じてしまう不思議な言葉「ヤバい」。

 

オジサンはこの「ヤバい」に関しては非常に否定的でバカにします。

「何がヤバいんか違う言葉で言え!!」

以前ラーメン屋でオッサンがテレビを観ながら怒っていたことを思いだします。

 

この「ヤバい」ですが、大変便利な言葉で、語彙力や思考力がなくても言っておけばなんとかなる言葉です。

 

思考力を要しない「ヤバい」と同じく「結果がすべて」も何の思考力もいりません。

 

何の解決策も考えず「結果がすべて」と言っておけば部下は反論できず、しかも上司としての威厳も保てます。

だから解決策が見つからない時、関わりたくない時、考える力が弱い人はこの「結果がすべて」を言って済まそうとします。

 

「ヤバい」も語彙力、考える力がない人が言う言葉です。そう考えると「結果がすべて」も「ヤバい」もどちらも思考力を要しない、考える力がない人が使う言葉です。

 

「ヤバい」と同様、バカにされても仕方がありません。

 

 

「結果がすべて」。

これを行った後に何かアドバイスや解決策を一緒に考えてくれるなどをしてくれないと、何の解決にもなりません。

 

「結果がすべて」という言葉は出た瞬間、上司も部下も考えることをやめてしまいます。

上司は「キマッた」と自己満足してるし、部下は焦るだけ。クソの役にも立ちません。

落ち込むだけで百害あって一利なし、の最悪の声掛けです。