SHIINBLOG

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男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

会話上手になる方法。

世の中にはどんな場面でも言っておけばなんとかなる、という言葉があります。

「ヤバい」「大変」「すごい」「なるほど」

などです。

 

ボクは「すごい」「大変」を口癖のようによく使います。

営業先でも何か見せられたり、話を聞いたりしては「すごい」「大変ですね~」をついつい使ってしまいます。

 

これらの言葉を言うのに何も考える必要はありません。

頭を働かせなくても簡単に出てくる言葉です。だからすっごく楽です。

これを言っておけばなんとか形は保てるし、会話も成立します。

 

でも最近気づいたのです。「すごい」「大変」というワードを使った瞬間、会話が止まってしまうことに。

 

その話題はそこで終わってしまう。せっかく話のタネを振ってくれているのに、すぐに終わってしまっては向こうもガッカリします。

 

一見、会話は成立してるけど、盛り上がらない、続かない。仲良くならない。

 

「すごい」「大変」「なるほど」はとっても楽だけど、言われた方は何とも思わない。これでは何も言っていないのと一緒です。

 

だから「すごい」「大変」などという言葉を使うのをやめてみました。

 

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photo credit: Mister G.C. Another feather in his cap. via photopin (license)

 

皆、結構「すごい」「なるほど」とか使ってる

 

至る所でこういう言葉を聞きます。

賃貸の営業マンも「なるほどですね~」連発でしたし、携帯ショップの兄ちゃんも「大変ですね~」ばかり言っていました。

 

言われてみて初めて気づいたのですが、こういう簡単な言葉を言われた瞬間「この人、ボクの話に興味ないんだなぁ」と思って残念な気持ちになっていました。

 

興味があれば、もっと質問して深掘りしたり、自分の気持ちをくわしく述べてくれるはずです。

それを「すごい」とか「大変」とかに置き換えられると、せっかくのボクの話がぞんざいに扱われた気がしました。

 

これはボクだけじゃなく、皆なんとなく思ってることです。それでも鈍い人は話し続けますが(年寄りとか)。

 

おそらく、雑談の大切さをわかっている優秀なビジネスマンとかと話をしていて、「すごい」とか「なるほどですね~」とか使うとその場で商談終了になりそうな気がします。

 

「なるほどですね~」は特に注意で会話術の本などにもよくない例として頻繁に批判されています。

これを読んだ意識の高いビジネスマンはそれだけで「コイツはできないヤツ」と思うことでしょう。

 

やっぱりこれらの言葉を使うのはよくないです。

「すごい」「大変」「なるほどですね」を使っている間は会話上手にはなれない気がします。

 

 

何のノウハウもいらない。「すごい」を言わないだけ。

 

この前取引先で立派な屏風を見せられました。

その屏風には綺麗な字で文字が書かれていました。

 

今までのボクなら迷わず、見せられた瞬間「すごいですね~」と言っていました。

口癖のようになってましたから。

 

でもその時のボクは「すごい」を禁止していたので、他の言葉に置き換えないといけません。

 

無意識のうちに頭がフル回転。本当に脳が一生懸命働いているような感覚になりました。

 

でも感想を言うには見ただけでは情報が足りなかったので、質問を繰り返しているうちにこんな会話になりました。

 

ボク「どこで買ったんですか?」

相手「街のイベントで買ったんです」

ボク「へー、どんなイベントですか?こういう屏風だけのイベント?」

相手「イヤ、書道のイベントなんです」

ボク「書道がお好きなんですね」

相手「そうなんです。教室に月2回ほど通ってまして」

ボク「じゃあ、この屏風の字はもしかして、ご自分で書かれたんですか?」

相手「そうなんです!汚い字ですけど…」

ボク「とんでもない!プロが書いたのかと思ってました」

相手「イヤ~まだまだですよ」

ボク「どういう意味の字ですか?」

 

など、この後30分くらい屏風の話が続きました。

 

いつものボクなら見せられた瞬間「すごい」という言葉ですぐに会話を終わらせていたと思います。

 

「すごい」という言葉を禁止しただけでこれほど会話が続いたのです。

 

 

会話上手になるには「聞き手に回ること」が鉄則とされています。

「すごい」に代わる言葉を探すために情報を質問によって聞き出すだけで、知らん間に聞き上手になっています。

 

雑談術の本、会話術の本、沢山読みました。

でもその場では全く効果を発揮していません。意識していたことは「『すごい』は絶対使わない」という事だけです。

 

このルールを決めただけで、何の努力をいらず、会話術の本を読んだ知識もいらず、ここまで会話が続きました。

 

この後、相手は気分を良くしてくれたのか、色々注文をしてくれました。

 

やっぱり会話って大事です。何も買う気がなくても会話で気分がよくなり、いい雰囲気を作ることができたら、注文ももらえるし、その後も良い付き合いが続くでしょう。

 

色々な本を読んできたけど、結局一番効果があったのは本のノウハウではなく、自分で気が付いた

すごい、大変、なるほど、などの便利な言葉を使わない

ということだけでした。

 

皆、知らずの内に使ってしまっていると思います。

特に仕事の付き合いの人とか、しなければいけない会話上でよく使っています。

 

まず「すごい」「なるほど」と言ってることを自覚して、使うのを禁止。

これだけで頭はフル回転し、他の言葉や質問が出てきます。

 

すぐに「すごい」以外の自分の気持ちや感想が出てこない場合は質問で深掘りすることになります。

質問されると相手も「自分の話に興味を持ってくれた」とうれしく思います。

 

すると相手の話もノッて来て、な~んの会話術ノウハウもいらず、勝手に会話は続いていきます。

 

逆に会話を終えたい時に「すごい」を使えばいいのです。

「会話を終えるための呪文」くらいに思っておけばいいと思います。

 

ラピュタを崩壊させる呪文「バルス」並みの威力を持った言葉です。「すごい」という言葉を放った瞬間、会話は崩壊します。

 

そこまで考えると安易に使う気も失せてきます。

 

「すごい」「大変」「なるほど」「ヤバい」

これらを使わないだけで会話上手になります。絶対オススメです。