SHIINBLOG

男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

なぜか若者だけに適用される自己責任論

「アンタに責任がある。会社は悪くない」

 

社会にはこのような“自己責任論”が蔓延しています。

 

 

厳しい会社、上司、過酷なノルマ、体調を壊してしまうような労働環境。

それらに苦しみ、自殺、鬱、退職に陥る若者が多いです。

日本特有の過酷な労働環境の被害者です。

 

 

しかし、そんな若者に対して社会はとても冷たい。

 

すべて自己責任にされ、復帰が難しくなります。

復帰するには「自分が悪かった」と自分をひたすら卑下する必要があります。

 

 

どれだけ上司が悪かろうが、会社がブラックだろうが、すべて自分の責任にされます。

「その会社を選んだアナタがそもそも悪い」と。

 

自分の力だけではどうしようない事でもすべて自分の責任です。

 

これが労働環境を悪くしている一因でもある”自己責任論”です。

 

 

その自己責任論を押し付けてくるのが、意識の高い上司だったり、社長だったり、そんな社長が出すしょうもない書籍だったり、会社の面接だったり。

 

 

でも不思議なのはこの“自己責任論”が適用されるのは社会の下々だけ。部下だったり、転職者だったりで、上司や社長には何故か適用されません。

 

 

「あの新人が退職したのはあの上司、社長の責任だ」

なんて声、聞いたことがありますか?ボクはありません。

聞こえてくるのは「新人は弱い、甘い。新人の責任だ」という声のみ。

 

 

下々だけ適用される。それが“自己責任論”です。

ボクは社会人として華々しくデビューして10年くらい経ちますが、まだまだ下々の域を出れていません。

自己責任を押し付けられる場面は多々あります。

 

そんな下々のボクは思うのです。

 

 

多くの部下を抱える上司や社長こそ、この“自己責任感”を持ってほしい。

 

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photo credit: homethods entrepreneur Office Work Business13 - Credit to https://homethods.com/ via photopin (license)

 

退職者を次々出す会社に問題があるのでは?

 

ボクは以前早期退職をしています。原因は上司でした。

この上司の特徴としては

  • 仕事を全く教えない
  • 「営業とは何ぞや?」みたいな精神論ばかり語りたがる
  • 勤務中横でずっと監視
  • 全くホメず、ちょっとでもできてないところはめちゃくちゃ怒る
  • 毎日11時頃まで残業
  • ミスがあると朝礼で穴が開くほど睨みつける
  • 女子にはやさしい

などです。

 

 

この上司についた新人はほぼ100%辞めてます。

 

会社の体制も全くできておらず、仕事が増えるのがイヤな事務はすべて新人に仕事を押し付けます。

新人なので全くできません。上司は教えてくれません。先輩も関わろうとしません。

 

 

ボクもかなり悩みました。色々なところに相談に行ったんです。

すると必ず言われるのが「あなたが悪い。会社、上司は悪くない」。

 

 

出ました“自己責任論”。

 

 

でもこれってボクや辞めていった新人が悪いんですかね?

皆甘かった結果ここまでの退職者が出たのでしょうか?

 

この会社で働いていた人は皆辞めています。定着率0%です。やりすぎです。

これはどう考えても会社側、上司が悪いと思うんですけど。

 

 

でもこの上司が責められることはありません。社会はこの上司を容認します。

「厳しく教えてくれる上司」だと。

 

 

入社してきた新人皆辞めるほど厳しい上司なんて会社にとっても社会にとっても迷惑極まりない存在だと思うんです。

 

 

会社側からしても新人が育たないし、社会側からしても無職をドンドン生んでしまう。日本社会における“癌”的な存在です。

 

こういう人間を全く叩かず、すべて「最近の若者は甘い」と言って擁護し、容認するから労働環境がどんどん悪くなっていくんです。

 

 

 

上司や社長にも自己責任感を持ってほしい

 

何か悪いことが起こった時、人のせいにすると怒られますよね。

クレーム時に言い訳などしようものなら、相手はブチ切れます。

 

それくらい「人のせいにする」というのは社会では認められないことです。

 

 

なのに新人が辞めた時、うつになった時、疲労で倒れた時などはすべてこっちの下々の責任になります。

 

会社に原因があるから下々は苦しむんです。

もっと言えば会社を動かしている社長、上司に責任がある。

新人に甘い部分はあったとしても100%新人が悪いなんてことはめったにない。

 

 

会社の汚い部分、おかしな部分、上司のバカさ加減、社長の無茶ぶり。

そういうことすべてに社会は眼を瞑り、100%部下の責任にしてしまうのはおかしくないですか?

 

 

「新人は甘い」「部下は悪い」と部下の責任にするって要は「人のせいにする」行為です。

言い訳や責任を押し付けるのは嫌いじゃないんですか?

部下のせいにして自分たちは反省する気ゼロですか?

 

 

ボク達よりちょっと早く生まれて、長い事働いているだけですべてあなた達が正しいんですか?

自分を見直す必要のないくらいあなた達は完璧なんでしょうか?

 

 

部下が仕事で悩んでいる。うつになった。

それは部下が悪いんですか?会社にも原因があるんじゃないですか?

「社会は厳しい」とか言って突き放すんじゃなくて、自分たちのやり方を少し変えようとか思わないんでしょうか。

 

 

これが日本社会というものです。

バカでも長い事働いていれば、すべて部下のせいにできるみたいです。

部下のせいにして「若い時の苦労は買ってでもしろ」「成長につながる」とお決まりのセリフを吐いて、自分を正当化しようとします。

 

社会は「その通りだ」と言います。もうどうしようもありません。

 

これでは若者が仕事で苦しむのも納得できます。

 

 

今会社で偉そうにしている上司もいずれは引退し、年金暮らしになります。

その年金を納めてくれる若者を苦しめて、働けなくしてどうするんですか?

日本の将来に多大な迷惑をかけてしまってます。そして自分の首を絞めることにもなります。

そのことに早く気が付いて、若者がもっとイキイキとできるような社会にしたいので協力してほしいです。

 

ただ、主になって動かなくてもいいです。年寄が主になるとロクなことになりませんので。