SHIINBLOG

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男の癒し

社畜が日々の癒しをストイックに求めていく

内的報酬なんて役に立たない

仕事のモチベーションを保つ上で、外的報酬内的報酬というモノがあります。

 

 

外的報酬・・・給料とか評価とか出世とか、外から何かを得られること。

内的報酬・・・やりがいとか信頼とか成長とか自分から何を得る事。

 

 

要は

「給料を上げるため」「出世するため」に働いている人は外的報酬をモチベーションとしています。

 

「成長するため」「お客様に喜んでいただくため」に働いている人は内的報酬をモチベーションとしています。

 

 

外的報酬は他人をあてにしています。

いくら頑張っても上司が無反応で評価や出世や昇給に繋がらないのであれば、外的報酬がモチベーションになることはありません。

 

内的報酬は自分をあてにしています。

いくら頑張ってもやりがいや成長とかが得られないのであれば、内的報酬がモチベーションになることはありません。

 

 

 

そしてボク達が仕事をするに置いて、よく言われるのが「内的報酬を求めなさい」ということ。

 

 

やりがい、信頼、感謝、成長は他人に依存せず、自分で見つけ出せ、どんな環境に置いても強いモチベーションになるから内的報酬を求めた方が良いとのことです。

 

 

でもこれはきちんと人を評価せず、給料を禄に上げない会社の都合の良い言い分に過ぎません。

 

 

外的報酬をきちんと満たしてあげられる環境でないと内的報酬なんて全く機能しない。

 

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photo credit: Gabriel Kronisch Pilots via photopin (license)

 

 

日本社会では外的報酬を満たされることは滅多にない

日本社会は年功序列なので頑張っても頑張らなくても歳を重ねれば給料は上がります。

 

出世する人はごく僅かで、しかも「出世する人の定義」が非常に曖昧。結果を残してなくてもゴマすりまくって社長に気に入られているだけで出世する人もいます。

 

 

ボクの会社はまさにそれで一番会社に貢献している人が全く評価されず、ゴマ擦りまくって社長に気に入られている人が一番給料をもらっています。

 

頑張って結果を残してもお金や役職に繋がりにくい。

だから外的報酬などあてにしてても全く満たされることはなく、モチベーションにはなりません。これが日本社会の現状です。

 

 

 

 

内的報酬は外的報酬につながって初めて成立するもの

 

外的報酬もなく、ただ漠然と「内的報酬を求めなさい」なんて言われてもピンときません。

 

 

外的報酬なくして内的報酬は成立しないとボクは思うんです。

 

 

成長、信頼、やりがい、感謝なんてもんは、「いずれお金や自由につながる」ものでないとクソの役にも立たないと思うんです。

 

 

社会人は「成長」を目指すことが当たり前とされていますが、なぜ成長したいんですか?

成長して世の中に貢献したいんですか?周りの人を助けたいんですか?世界を救うんですか?

違うでしょう。「いずれお金につながる」と思えるから成長を目指すんです。努力もできます。

 

成長して周りを助けられるけど、お金が得られず自分が不幸になる。それでも成長を目指しますか?

 

 

信頼も感謝もお金繋がらないのであれば、意味がありません。

 

「沢山の人に会って信頼を得て視野を広げられるから、仕事は楽しい」

このセリフの本来の意味は

「沢山の人に会って信頼を得て視野を広げられて、いずれお金につながる知識、取引してくれそうな人脈を得られるから仕事は楽しい」

ということ。

 

 

要はです。

 

 

結局皆、自分が一番大事です。

自分を大事にして、楽しむにはある程度のお金が必要です。

沢山あるに越したことはありません。

 

 

本当に人を救いたい人もいるかもしれませんが、一人の人間ができることって限られています。

正直、お金に救ってもらった方がよっぽど役に立ちます。

 

沢山お金を稼いで直接的でなくてもお金をばらまけば、多くの人を幸せにできます。

 

 

世の中です。すべてはです。から始まり、で終わる。それが人間。

 

だから社員を一生懸命働かせたいのであれば、外的報酬を満たしてあげるのが一番良い方法です。

 

外的報酬を禄に与える気もなく、何が「やりがいを見つけましょう」「成長をしましょう」だ。バーカ、バーカ。

 

「内的報酬をモチベーションにしましょう」

これは給料を上げたくない会社の言い訳に過ぎません。

 

 

 

歴史も外的報酬で動いている

 

ボクは歴史が好きなんですが、好きな戦があります。高松城水攻め」です。

 

羽柴秀吉豊臣秀吉)が備中高松城岡山県岡山市)を攻めた戦です。

 

 

高松城が周りが山で囲まれていて、川が流れ込んでいるのを利用し、梅雨の時期ということもあって、秀吉(正確には部下の黒田官兵衛)はこんなことをひらめきました。

 

「城を水浸しにしてやろうぜ!!」

 

 

3キロくらいの堤防を作って、高松城付近を水浸しにすることに成功しました。

 

この堤防ですが、敵に邪魔されず、素早く、どうやって作ったかと言うと「土俵を住民から高値で買い集めた」んです。

 

 

お金が儲かるからその土地の住民は土俵を秀吉側に沢山持ちこみました。

そこの住民はお金のために敵に味方した、ということになります。

 

 

高松城が落ちたのは近隣の住民が敵である秀吉に協力したからでもあります。

 

感謝、信頼など金の前ではクソの役にも立たない、人間は金のためなら敵にも協力してしまう、何でもしてしまう、なによりの証拠です。

 

 

また戦国時代には「調略」というものがあります。

「こっちの味方になってくれよ~。この土地とこの土地をあげるからさ~」というもの。

戦略もクソもありません。要は「お金で釣る」というシンプルなもの。

 

 

調略を受けた武将は内的報酬から

「この土地の人を守るんだ!!」

「信頼を得るんだ!!」

「感謝してもらうんだ!!」

「この調略を乗り越えて成長するんだ!!」

と言えば格好はいいですが、残念ながら、金に釣られて寝返った武将は数知れず……。

 

 

結局です。戦国武将もです。

秀吉も信長に奉仕しまくってましたが、心の中では「大欲の前では小欲は捨て去るべし」といずれ天下を取ってやろうと思っていたに違いありません。結局天下取ったし。

 

 

すべての行動は「お金につながる」からできるんです。

戦国武将も例外ではありません。

 

 

「金で歴史は動いている」と言っても過言ではないハズです。

 

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photo credit: cafecredit Money texture via photopin (license)

 

 

 

ボクは内的報酬を得るため、今日もサボる

 「金で動いている」この歴史の中にボク達は生きています。

 

昔から人間はずっと金で動いてきたのに、お金をすっ飛ばして、いきなり「信頼、感謝、成長」なんて言われてもどうしようもない。

そんなことだけでは動けない。

 

 

「人はお金で動く」。

秀吉が、信長が、このことを己の人生で教えてくれています。

 

 

結局この外的報酬が人間を動かすには一番いいんです。

敵をも寝返らせることができるすごい力を持っています。この外的報酬という奴は。

 

 

内的報酬はこの外的報酬につながると思えて初めて意味がある。

外的報酬をすっ飛ばして、内的報酬だけを求めるのは無理です。

お金に繋がらない信頼、感謝、成長などクソの役にも立たない。

 

というか純粋な内的報酬など存在しない。幻想です。

 

その辺を社会はわかってないんです。

 

 

 

ボクの会社は頑張っても頑張らなくても給料は一緒。

しかも休みはめっちゃ少ない。残業代はロクに出ない。

 

こんな環境で誰が一生懸命働きますか?頑張っても身体を壊すだけです。

 

歴史が教えてくれています。こんな環境では人はぜ~ったい動かない。

 

 

ボクはお客さんから感謝されることが多いし、取引先からも名前で呼ばれ、そこそこ信頼を得ています。

また、働きだしてから言葉使いも丁寧になり、度胸もつき、傍から見れば成長もしているんでしょう。

でもお金にならないから、全く嬉しくありません。やりがいも持てません。仕事が嫌でしょうがありません。

 

 

だからサボってます。精一杯サボってます。

そして本を読んでいます。この知識はいずれお金につながると思っています。

だから読みがいがあります。休憩したら身体が休まります。休まった分だけ週一回の休日に沢山行動ができます。

だからサボりがいがあります。

 

 

 

サボっている時だけ内的報酬を感じられます。

この時だけ「いずれお金につながる」と思えるからです。

 

 

「お金あっての内的報酬」だからいくら頑張っても金にならない仕事、信頼、感謝なんてもんは内的報酬になり得ません。

 

サボって読書。これはいずれお金になると思えるから、内的報酬を感じることができます。

 

 

会社はボクのような人を見て、サボっていると怒るでしょうが、ボクからすれば外的報酬を全く与えない会社が100%悪い。

 

というかバカ。これで「働け」て働くワケないでしょうが。

 

 

頑張る先にお金がチラチラ見えている。お金のにおいがする。

その過程で信頼、成長、やりがいがある。

 

そんな状態でないと内的報酬は働きません。これは本人がどうという問題ではなく、人間の本能です。

 

 

「やりがい、信頼、感謝」「内的報酬」なんて従業員に金をできるだけ与えたくない会社側の甘えから出た言葉です。

 

 

甘い事ばっかり言ってないで、金をくれ。非常にシンプル。外的報酬をくれ。ホメてくれ。評価をしてくれ。出世をさせてくれ。一生懸命働いて欲しいなら金をくれ。金。金。金。

 

これがボク達人間が望むものです。